ゆめ風車まつり

一見関連性がないようにみえるこの3曲。

しかし、合唱団講師・石川雅起先生は、この3曲に深いつながりを感じていました。

ナウシカレクイエム…『鎮魂』

映画『風の谷のナウシカ』は、異形の生態系に覆われた終末世界で、人と自然の歩むべき道を求める少女、ナウシカの物語です。

ナウシカの住む不毛の世界から、雅起先生は今の日本、とくに東北地方を連想しました。

ナウシカは自分の命を投げ出してその世界を浄化しようとします。

この『レクイエム』がナウシカに捧げるものであるということ。その意味を雅起先生は団員に語りました。

花は咲く…『復活』

どんな厳しい冬でも春は必ず訪れる。

東北地方の復興だけでなく、私たち1人1人を応援する歌です。

サークル・オブ・ライフ…『命の循環』

何世代にもわたって受け継がれていく命。

これがライオンキングのテーマです。

アフリカを舞台に、力強く奏でられる、生命のハーモニーを感じます。

これを続けて演奏することで見えてくるテーマは、『生きる』ということ。

生きることはこの世に生を受けたものが、今日も息づいているということ。

幼稚園生の団員もいる合唱団ですが、誰しもの身近にある『生』を、幼いながらも歌で伝えることができればと思います。

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